プログラミングとは?初心者向けの基礎知識や言語の種類を解説
「プログラミングがこれからの世の中で必要なスキルとなってくる」というのは
小学生のプログラミング必修化などでなんとなく感じている人も多いのではないでしょうか。
プログラミングスクールなどが増え、今や無料の学習サイトまで登場し、未経験から始める方も多いかと思います。
特にセガが無料提供している「ぷよぷよ」のプログラミング教材は感動すら覚えます。
※2020年6月26日リリース
ですが、200種類以上あると言われているプログラミング言語。実際にプログラミングを学ぼうとしても、その中から1つを選ぶには迷ってしまう人も多いと思います。
そこで本記事では、初心者におすすめのプログラミング言語や基礎知識を解説できればと思います。
プログラミングとは?初心者向けの基礎知識や言語の種類を解説
目次
②どんな言語があるの?
・フロントエンド(見える部分)
・サーバーサイド(動的な処理)
③初心者はどんな言語から学ぶべき?
・WEBアプリを作りたい人
・スマホアプリ・ゲームを作りたい人
・簡単なWEBサイト・ページやゲームを作りたい人
①そもそも『プログラミング』って何?
プログラミングとは、一言でいうとコンピュータへの指示を記述することです。
コンピュータは、あらかじめ用意されたプログラムの内容を読み取り
指示された通りの処理を実行し、得られた結果を返します。このプログラムを構築することをプログラミングと呼びます。
プログラミングによってできることは多岐にわたります。
例えば、Webサイトの作成やゲームの開発、業務システムの構築からAIロボットの開発まで、すべてプログラミングによってできます。
そして、その中身を紐解いていくと、いずれもプログラミング言語によって命令が記述されており、
その内容に従ってコンピュータが処理を実行しています。それぞれのプログラミングの仕組みは単純ですが、応用次第であらゆる可能性を秘めています。
②どんな言語があるの?
言語には役割があり職種で使用する分類に分けると以下の2種類
①フロントエンド :見える部分
②サーバサイド :動的な処理
※ただし、人によってその担当領域が異なるため、明確な線引はできない。
フロントエンド(見える部分)
HTML
HTMLは、ウェブページ全体を構成するための言語です。HTMLによってコンテンツの文章や画像、メニューの配置などをプログラムします。
CSS
CSSは、ウェブページのデザインを定義するための言語です。HTMLによって作られたウェブページの色やサイズ、レイアウトなどをCSSによってプログラムします。
JavaScript(ジャバスクリプト)
JavaScriptは、ウェブページに動的な仕組みを組み込むための言語です。例えば入力フォームの情報に不備がないかチェックしたり、ポップアップウインドウでユーザーにエラーメッセージを表示したりといったことがJavaScriptで実装できます。
サーバーサイド(動的な処理)
PHP
PHPとは動的にWebページを生成することができるサーバーサイドのスクリプト言語です。他のプログラミング言語と比較して仕様や文法が簡単なため習得しやすいと言われています。またMySQLなどのデータベースとの連携が容易なことなどから、WordPressを含めたWebアプリケーションの開発にもよく使われる有名なスクリプト言語でもあります。
Ruby(ルビー)
Ruby(ルビー)は、日本で開発されたオブジェクト指向スクリプト言語です。
Rubyを使いできることとして主なものに、Webサービスやアプリケーションが挙げられます。
作られた代表的なアプリケーションサイトとして、日本でも有名なレシピサイトの「クックパッド」。飲食店のグルメクチコミサイトの「食べログ」など著名なサイトがあります。
Python(パイソン)
Pythonは、組み込みアプリ開発やWebサイト構築から、ディープラーニングまで様々な分野で利用可能な言語です。Pythonでは多くのWebサービスが作成されています。
現在は、AI(人工知能)や機械学習分野で使用されているPythonの技術が注目されています。
ディープラーニングの分野でも多くのソフトウェアがPythonで動作しています。
C++
C++は主にスマホアプリやWebアプリ・業務システムの開発に使用されています。代表的なものでいうとGoogleの「Chrome」やゲーム開発に使われる「Unreal-Engine」などがC++をもとに開発されています。
上記で紹介した言語以外に『Swift』『Go』『C#』『Kotlin』などがある。
それぞれ特徴があるが本記事では割愛させていただきます。
③初心者はどんな言語から学ぶべき?
よくある質問でいろいろなサイトがお勧めの言語を上げている
・学習しやすいか
・案件が豊富か
・応用しやすいか
上記のような理由で言語をお勧めしているが『自分の作りたいものに合った言語を選ぶべきである』
特に独学でのプログラミング学習の挫折率は90%以上と言われています。多くの理由が間違った方向に努力をしているためです。
例えばですが
・フロントエンドエンジニアになりたい
・ホームページを作りたい
『Java』『Python』の学習をする
上記のような人がたまにいらっしゃいます。
正しくは
『HTML』『CSS』『JavaScript』を学ぶべきです。
間違った方向に努力することだけはやめましょう。
プログラミングを学んで、「自分は何をしたいのか?」
「サービスを作りたいのか?」
「アプリを使いたいのか?」
「ホームページが作りたいのか?」
自分の目的を明確に設定して始めましょう。目標があれば学習するうちに形になりモチベーションが落ちにくいです。
とは言え、言語の種類が多すぎて何ができるかわからないかと思いますので下記に一覧で例を記載いたします。
▼WEBアプリを作りたい人
業務システムなら「Java」
WEBサービスなら「Ruby」
ECサイトなら「PHP」
AI・ディープラーニングなら「Python」
▼スマホアプリ・ゲームを作りたい人
iOSアプリなら「Swift」
Androidアプリなら「Java」
3Dゲームなら「Unity(C#)」
▼簡単なWEBサイト・ページやゲームを作りたい人
WEBサイトなら「HTML」「CSS」
WEBページやゲームなら「JavaScript」
④初心者の学習方法
Progate や Udemy などの学習サービスがオススメです。
プログラミング学習のハードルがかなり低いです。深く学ぶことはできない場合が多いですが、基礎を学ぶにはちょうどよいです。
そして、基礎を学んだら速攻で開発を行いましょう。
開発しながら学ぶのが一番です。
わからない部分があれば都度調べましょう。大体出てきます。基礎がわかれば何がわからないかも調べられるはずです。
プログラミング学習は応用力を身につけるのがゴールです。
技術を使いこなすことに価値があります。
使いこなす練習をせずに知識ばかりを詰め込んでいる人は猛省しましょう。
気楽にプログラミングを学びたい方は「ぷよぷよプログラミング」が圧倒的にお勧めです。
⑤まとめ
初心者からプログラミングを学習するにあたっては、さまざまな選択肢があります。
迷ってしまいなかなか一歩を踏み出せない人もいるのではないでしょうか。
自分の理想に一番近い言語を1つ決めて、学習し始めると良いと思います。
選べないのであれば『HTML/CSS』から学びましょう。
一番とっつきやすいと思います。