Instagramストーリーズ広告-特徴と事例
SNSの需要が高まり、SNS広告を配信している企業が多いと思います。SNS広告の中でも、WEBマーケティングを行う企業は、Instagram広告の配信に力を入れてきています。
世界で約2億人のユーザーが利用していることもあり、自然に多くのリーチ数を獲得できる効果が期待されています。今回は、Instagramストーリー広告の出稿方法と、成功事例を合わせてアップデート情報をお伝えします。
目次
①Instagram広告とは
Instagram(インスタグラム)には、1日で消えるストーリー投稿があります。Instagramストーリー広告は、フォローしているユーザーのストーリーとストーリーの間に表示されます。自然とユーザーの目が留まり、リーチ数が増える効果があります。ストーリーは24時間で消えてしまいますが、広告は配信期間中は表示され続けます。
ストーリーズとは、通常のタイムラインの上部に、写真や動画の投稿・共有やライブ配信ができる機能です。
現在、世界中で約2億人のユーザーがストーリーズを利用していることから、このフォーマットを活用することによって幅広いリーチを獲得することが期待できます。
ストーリーズ自体がスマートフォンのみでしか利用できない機能ですので、ストーリーズ広告もスマートフォンを利用しているユーザーに限定して配信されます。
②設定方法
広告マネージャーの広告セットレベルで『自動配置(推奨)』を選択すると、Instagramストーリーズがデフォルトで含まれるようになりました。
今まで、Instagramストーリーズに広告配信する場合、広告マネージャーの広告セットレベルで『配置を編集』を選び
Instagramストーリーズを選択する必要がありましたが、今後は『自動編集(推奨)』を選ぶだけで自動的に含まれるようになっています。
より簡単に設定と配信が可能になっていますので是非配信をすることをお勧めします。
③自動的にクリエイティブを作成
Instagramフィード広告と同じアスペクト比(1.91:1~4:5)の写真と動画(15秒以内)をアップロードすると
自動的に広告用のフルスクリーン素材が生成されるようになっています。
注意
・広告がフルスクリーン形式で表示されるように、自動的に背景グラデーションが選択されます。
・広告が正方形または横長の場合、Instagramフィード広告やFacebookフィード広告のテキストはストーリーズに含まれ
写真または動画の下に表示されます(縦長の場合テキストは表示されません)
・今のところ、合計190文字未満のテキストのみ表示されます。
配置アセットのカスタマイズ機能:配置ごとに最適な画像や動画を入稿
それぞれの素材の要件が異なるプレイスメントに対し、配置アセットのカスタマイズ機能で、同じ広告セットで配置ごとの
最適な画像や動画を簡単に選択できるようになりました。
配信アセットの手順
クリエイティブを選択した後
別の画像/動画を使用をクリック
各配置に最適なクリエイティブを入稿。
その後、同広告セットを選択
④自動配信が推奨される理由
プレイスメントオプティマイゼーション(配置最適化)で配信効率の最大化
同じ広告セット内でFacebook、Instagram、オーディエンスネットワーク、メッセンジャーなどできる限り多くの配置へ横断的に
広告配信をすることで、リーチを最大化しながらターゲットの重複を軽減し、広告配信効率を向上することができます。
上記の図のように様々な条件によるが効果が良い配信枠が異なるため自動最適化に委ねることで効果の最大化を行える。
⑤ストーリズ広告を実際に検証した結果
実際に同条件で配信を行い検証をしてみました。
広告予算/ターゲットを変えず『ストーリーズ広告/動画広告導入』によりリーチ数『2.3倍』になりました。
※検証は某女性アパレルECブランド様に協力を頂きました。
リーチ/表示回数など広く配信するKPIであれば予算内で配信拡大の拡大を達成になりますね。
動画の視聴率の比較。
他のフィード(配信面)と比較してストーリーズの再生率が低いことがわかります。
リーチ単価/クリック単価/コンテンツビュー単価すべて圧倒的に低単価で配信することができました。
結果としてストーリーズ広告はかなり優位な配信面と言える結果となりました。
是非有効に活用していきましょう。
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